主な開発商品

1. 間接・直接加熱式乾燥機

乾燥時発生する悪臭を燃焼脱臭で完全に無臭にし、その熱源で外熱から間接乾燥し排ガスは新鮮空気と熱交換して大気放出します。
また、熱交換された高温の新鮮空気は回転円筒内部に導入し内部から直接乾燥します。

2. 直接加熱乾燥機

熱風発生炉からの熱風を直接回転円筒内に導入して乾燥します。また、乾燥排ガスの一部を循環使用し熱風発生炉に戻して乾燥するので効率よく乾燥することが出来ます。
乾燥時に臭気が発生する場合は、脱臭装置を設置して脱臭します。

3. 連続式炭化炉

あらゆる有機物の乾燥品や破砕木屑を連続投入し、連続炭化を行います。
炭化時に発生する乾留ガスを燃焼し外熱で回転円筒から内部に加熱し炭化を行うので燃料は立ち上がりのみで後は乾留ガスの燃焼のみでランニングコストは電気代のみとなります。温度調整が容易なので、低温炭化から高温炭化まで出来ますので製品別炭化が可能です。
用途:有機物乾燥品(汚泥、畜糞、果実、野菜くず、コーヒー粕、豆腐粕等)

4. バッチ式炭化炉

原料をタンク内に投入し、一定時間を掛けて炭化を行います。
間接加熱で乾留ガスを燃焼炉で燃焼させますのでランニングコストが低減できます。
燃焼させないので炭化品の純度が良く、高水分又は高カロリーの原料も炭化できます。
また、貴金属、金属の回収も出来ます。
用途 動物の死体、皮残渣、生活ごみ、携帯電話、基板、漁網、野菜、果物の炭化

5. 籾殻炭化炉

籾殻や切断した稲わらを連続投入し、着火用に一部を燃焼しながら乾留ガスを発生させて乾留ガスを燃焼させて連続炭化を行います。
燃焼の過多をを防ぐため炭化ゾーンには、特殊な壁を設けて安定的に炭化を行います。
用途:籾殻、稲わら、木屑、乾燥有機物(汚泥、果実、豆腐滓等)、発酵品、ヤシ殻ファイバー、洋麻

6. 乾燥機+炭化炉

汚泥等高水分の原料を乾燥後炭化し、減量化及び資源化します。
また、炭化時の排ガスを乾燥機に導入しますのでランニングコストも低減し効率よく乾燥・炭化が行えます。炭化品は、用途別に品質を調整することが出来ます。
用途:脱水汚泥、コーヒー粕、豆腐粕、果実・野菜くず、生活ごみ

7. 乾燥機+造粒機

汚泥等高水分の原料を乾燥し粉砕・造粒して燃料化します。
乾燥後、造粒を連続処理しますので効率よく燃料化が可能です。
造粒品の一部を燃料としてペレットバーナーで燃焼しますので、ランニングコストは大幅に低減できます。
用途:汚泥、生活ごみ、コーヒー粕、茶粕、皮革残渣


乾燥機


造粒機

8. 車載型放射能汚染土壌洗浄装置

放射能に汚染されている土壌を洗浄し、土壌中の放射能を減少させて現位置に戻し、放射能を含む汚泥は濃縮して保管場所に運搬します。
移動式ですので、点在している汚染土壌の洗浄に適しています。

9. 脱硝ベンチ試験装置

脱硝試験を行うための試験装置で、燃焼試験中酸素濃度を減少させて燃焼しNOxを故意に増加させてることのできる装置です。O2濃度、NOx濃度を自由に調整することが出来ます。
用途 脱硝試験用

10. 電気浸透式脱水機

通常の脱水機で一次脱水された汚泥(80~85%)を更に脱水し水分(60%)以下にします。
汚泥に直流電圧を流すと、汚泥中の水分は+から-に流れる原理を応用して汚泥の脱水を行います。
用途 一次脱水後の汚泥、畜糞脱水汚泥、豆腐滓

11. ブチルゴム加熱溶解炉

廃棄ゴム(コンベアベルト等)等を特殊な薬品を混入して完全に溶解して二次製品を作ります。槽の外部からヒーターにより加熱し、槽内部に攪拌機を取り付けて均一な溶解を行います。
用途 廃棄ゴム再利用

12. 乾式メタン発酵装置

水分を含む有機系ごみをメタン発酵させメタンガスを有効利用します(発電等)
乾式メタン発酵方式で水分を加えることなくメタン発酵を行います。
メタン発酵時の汚泥を一部循環して、メタン発酵を促進させます。
用途 生活ごみ、畜糞